高田工は一気に1100円台へ、5Gと半導体関連の切り口で人気加速
高田工業所<1966>の上げ足が止まらない。きょうは100円を超える上昇で4ケタ大台ラインを突破し一気に1100円台まで買われる人気となった。時価は約12年ぶりの高値ゾーンに突入している。総合プラントの中堅だが、鉄鋼や化学だけでなくエレクトロニクス分野でも高い技術力を発揮し、セラミック基板、ガラス基板など難切材の高速切断を可能とする超音波カッティング装置を始め、化合物半導体向けのウエット処理装置など、顧客ニーズを捉えた先進的な技術を提供している。ここ、世界的な半導体市況の底入れ期待から、東京市場では主力大型株に続き、中小型の値動きの軽い銘柄に物色資金が波及しており、同社にもその流れが及んでいる。また、同社は通信分野でも5Gなど成長市場への展開を戦略的に推進している。
株探ニュース