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朝日工業社:エンジニアリング機能とメーカー機能を併せ持つ、創業100周年の稀有な企業

材料
2025年4月28日 13時41分

朝日工業社<1975>は、「空気・水・熱」の技術で「快適環境・最適空間」を創造するメーカー機能を持つ環境エンジニアリングカンパニーで、設備工事事業および機器製造販売事業を展開している。エンジニアリング機能×メーカー機能を併せ持つ業界内でも稀有な存在となっている。

設備工事事業(売上高構成比:約9割)では、設備に関わる工事をワンストップで提供、オフィスビル、学校、病院、空港、半導体工場、データセンター、研究所等、様々な場所の空調、衛生などの設備の設計・施工を行っている。具体的には、空気調和・換気設備や給排水・衛生・消火設備のほか、工場配管・乾燥・除塵設備等(プラント設備)やクリーンルーム設備などの設計・施工を行う。案件は、サブコンとして総合建設会社(ゼネコン)経由で受注するものと、直接受注するものがある。

機器製造販売事業(同:約1割)では、半導体やFPD (フラットパネルディスプレイ)製造装置メーカー向けの精密環境制御機器等を自社で開発設計・製造・販売している。空気調和設備工事で培ってきたクリーン化技術や熱流体制御技術を活用して、半導体や液晶パネルの製造装置などの先端産業向けに精密環境制御機器を自社で開発・設計・製作し、確固たる実績をあげている。累計11,350台以上の製品を国内外に納入。これらの製品に対する保守サービスとして国内だけでなく、中国、韓国および台湾にも拠点を置き、一貫した体制を提供している。

4月25日に業績予想の上方修正を発表しており、通期の売上高は91,800百万円(同0.1%増)、営業利益は7,200百万円(同57.6%増)を見込んでいる。期末配当金は前回予想より 10 円増配の 95 円、年間配当金は 120 円となる予定(配当利回り6.06%)。

国内の製造業の設備投資意欲は依然として高く、受注機会は豊富にある状況が続いている。市場環境の追い風が続く中、重点目標に定める「戦略的受注活動の推進」に注力しており、2期連続で中計最終年度の利益目標を達成する見込み。中計の見直しは行わないが、期初に発表する事業目標は現在の状況を踏まえた数値を発表予定となる。また、中計に定める資本政策・株主還元の目標数値はROE8%・連結配当性向40%だったが、こちらも目標を既に達成。引き続き政策保有株式の20%の縮減を目標に資本効率の向上を図っていくが、自己株式の取得等も検討していく。そのほか、新たな成長機会の創出に向けて、研究開発の強化(約40億円)、DXの推進(約20億円)、サステナビリティ経営や人的資本経営の推進(約10億円)と計70億円程度の投資も戦略的に実施しており、将来に向けての成長投資もしっかりと行っている。同社は4月3日に迎えた創立100周年を機に、新たな企業理念「ASAHI-PHILOSOPHY」を制定し、その実現に向けた長期ビジョン「ASAHI-VISION 2050」も策定している。

株主還元では、連結配当性向40%以上を目標としている。創業約100年で培われた「空気・水・熱」の技術力を活かして、顧客密着型の事業展開を行う同社の今後の動向には注目しておきたい。

《HM》

提供:フィスコ

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