＜注目銘柄＞＝日本Ｍ＆Ａ、今期業績には増額修正余地も
日本Ｍ＆Ａセンター<2127>の今期業績は１０期連続で最高益更新の見込みであり、中長期スタンスで投資妙味がありそうだ。
同社は中堅・中小企業の友好的Ｍ＆Ａ支援で豊富な実績を持つ仲介会社で、事業承継診断や戦略立案、企業マッチングなどのサービスを提供。経営者の高齢化と後継者不足などが進むなか、中堅・中小企業の事業継承問題などを背景にＭ＆Ａに対するニーズが高まっており、高水準の案件を確保するとともに利益の拡大が続いている。１９年４～９月期営業利益は前年同期比３２．３％増の９１億８６００万円となった。通期予想に対する進捗率は７割弱と業績の上振れ期待が膨らんでいる。更に、配当性向は４０％以上を継続しており、株主還元に積極的な点も評価できる。（れい）
株探ニュース