2146東証P貸借
業種 サービス業

UTグループ 株価材料ニュース

2,925
-44
-1.48%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

UTグループ Research Memo(5):好業績を反映し、自己資本比率はじめ経営各指標が改善、財務状況は良好

特集
2018年6月21日 16時12分

■業績動向

2. 財務状況と経営指標

UTグループ<2146>の2018年3月末の総資産は前期末比6,565百万円増加し29,710百万円となった。内訳を見ると、流動資産は前期末に比べ6,299百万円増加した。これは、現金及び預金が3,509百万円、売上債権が2,367百万円増加したためだ。また、固定資産は同270百万円増加した。これは、2018年3月期において、新規子会社化を1社行いのれんが増加したことによる。

一方、負債は20,762百万円となり前期末に比べ3,353百万円増加した。主な要因は、未払費用・未払消費税・預り金など事業拡大に伴う流動負債の増加が多くを占める他、有利子負債(短期及び長期借入金、リース債務)については、224百万円増加した。また、純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益計上等により利益剰余金が2,936百万円増加したことなどから、同3,212百万円増加し8,947百万円となった。

キャッシュ・フローの状況について見ると、2018年3月期末の現金及び現金同等物は11,979百万円となり、前期末に比べ3,509百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは4,942百万円の収入となった。法人税等の支払額 1,290百万円、売上債権の増加額2,291百万円が計上されたが、税金等調整前当期純利益5,385百万円が計上されたためである。投資活動によるキャッシュ・フローは975百万円の支出となった。これは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出471百万円、固定資産(有形・無形)取得による支出371百万円が計上されたためだ。また、財務活動によるキャッシュ・フローは519百万円の支出となった。これは、長期借入れによる収入2,200百万円が計上されたものの、長期借入金の返済による支出2,021百万円、自己株式の取得による支出609百万円及び社債の償還による支出350百万円などが計上されたためだ。

経営指標を見ると、安全性を表す指標は、自己資本比率・流動比率・有利子負債比率のいずれも前期比改善するなど、業績拡大に伴いバランスシートの構成の変化を反映しているものと考える。収益性を表す指標についても、営業利益率はじめいずれの指標も改善しており、財務状況は良好である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

《MH》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる