2162東証S貸借
業種 サービス業

nms ホールディングス 株価材料ニュース

378
-6
-1.56%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

nms Research Memo(4):2020年3月期通期予想は、下期偏重ながらも利益倍増以上を目指す

特集
2019年6月10日 16時04分

■今後の見通し

1. 2020年3月期業績予想

nmsホールディングス<2162>の2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比24.7%増の72,000百万円、営業利益が同136.9%増の1,300百万円、経常利益が同75.6%増の1,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同104.5%増の850百万円となる。上下に分けると、上期の売上高が32,000百万円、前年同期比15.4%増、営業利益が100百万円、同58.3%減、下期がそれぞれ40,000百万円、同33.2%増、1,200百万円、同288.3%増と下期偏重の予想となる。上期の減益は、EMS事業の収益がベトナム及びメキシコにおける事業の立ち上げで圧迫されるためである。

事業別の売上高と営業利益は、HS事業が27,740百万円(前期比43.5%増)と1,070百万円(同446.0%増)、EMS事業が29,960百万円(16.0%増)、310百万円(28.9%減)、PS事業が14,300百万円(13.4%増)、515百万円(16.3%増)、調整額が-595百万円(前期:-527百万円)と予想されている。HS事業が、増収額の約6割を占め、営業利益ではEMS事業の減少をカバーすることになる。HS事業の価格改定交渉は予定どおり進んでおり、下期の収益改善に寄与する。前期に始動した物流3PL受託・テクニカル流通加工事業と技術者派遣会社は、前期のマイナスからプラスに転じるため収益面でのインパクトが大きい。EMS事業は、ベトナムのプレス工場で6月から量産が開始される。北中米の事業は、ソニーの業務が継続される上、TKRが新規顧客先の開拓に当たる。PS事業は、部材価格の高騰分を売価に転嫁する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《MH》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる