アルトナーが年初来高値を更新、技術者要請の高まり受け24年1月期業績予想を上方修正
アルトナー<2163>が急反発し、9月13日につけた年初来高値1945円を一気に更新してきた。前週末8日の取引終了後、24年1月期単独業績予想について、売上高を97億9700万円から100億4900万円(前期比8.7%増)へ、営業利益を13億2500万円から15億2600万円(同27.8%増)へ、純利益を9億2000万円から10億6100万円(同18.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を32円から37円50銭へ引き上げたことが好感されている。
キャリア採用の進捗が遅れたものの、技術者単価の上昇や新卒技術者の前倒し配属の影響により第3四半期累計(2~10月)決算が増収増益となったことに加えて、第4四半期以降も来期に向けて引き続き技術者要請が高まると予想されることが要因としている。なお、年間配当予想は75円(前期60円)となる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計決算は、売上高75億5300万円(前年同期比9.6%増)、営業利益11億6600万円(同25.0%増)、純利益8億2000万円(同25.6%増)だった。
株探ニュース