10万円以下で買える、大幅増益＆低PBR 29社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。また、赤字決算や無配の企業が数多くあることにも留意したい。
東証スタンダード上場企業では843銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比50％以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比50％以上増益、(3)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる29社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは8日現在)
8日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益＆低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<3202> ダイトウボウ 8900 855 210 0.56
<4406> 日理化 17900 186 300 0.41
<2112> 塩水糖 23100 77.8 1300 0.51
<6493> ＮＩＴＴＡＮ 30000 56.3 2750 0.31
<7544> スリーエフ 34400 282 600 0.73
<6776> 天昇電 39700 59.6 1200 0.78
<4620> 藤倉化 42300 181 1500 0.34
<7922> 三光産業 42400 186 126 0.32
<7254> ユニバンス 47700 137 2600 0.43
<8940> インテリクス 49000 52.3 364 0.35
<6927> ヘリオスＴＨ 49300 134 1150 0.59
<6897> ツインバード 50500 81.8 260 0.67
<8289> オリンピック 51600 1182 2000 0.45
<6356> 日ギア 52400 50.2 1500 0.74
<7923> トーイン 52500 266 300 0.27
<7987> ナカバヤシ 53800 219 3000 0.56
<5355> ルツボ 55000 114 400 0.69
<2286> 林兼 57700 77.6 840 0.47
<8115> ムーンバット 60300 98.9 350 0.56
<7872> エステール 62600 295 1240 0.49
<2916> 仙波糖化 67300 72.2 670 0.69
<3553> 共和レ 70200 230 1950 0.49
<4113> 田岡化 71900 53.2 700 0.61
<3439> 三ツ知 73400 67.4 236 0.39
<6470> 大豊工業 80700 81.7 2200 0.33
<5237> ノザワ 84600 72.6 1980 0.52
<4231> タイガポリ 84900 98.0 3700 0.44
<1841> サンユ 90800 123 400 0.29
<7129> ミアヘルサ 99100 65.7 280 0.76
※単位は最低投資金額が円、増益率が％、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
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株探ニュース