10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 23社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。また、赤字決算や無配の企業が数多くあることにも留意したい。
東証プライム上場企業では313銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比50%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比50%以上増益、(3)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは8日現在)
なお、10日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<2982> ADWG 23800 96.2 1870 0.67
<6472> NTN 25840 90.9 23000 0.55
<8338> 筑波銀 26400 121 3900 0.25
<5269> 日コン 31500 1549 1600 0.47
<5017> 富士石油 33100 215 14800 0.31
<4228> 積化成 49400 141 1700 0.40
<3864> 三菱紙 52400 143 7500 0.30
<5020> ENEOS 57630 55.4 400000 0.56
<6644> 大崎電 62300 123 4200 0.61
<6306> 日工 65500 51.4 1900 0.77
<4246> DNC 70800 242 9800 0.64
<5852> アーレスティ 72700 2240 2200 0.30
<3978> マクロミル 76200 58.3 5900 0.79
<7241> フタバ 77300 80.2 14000 0.64
<2060> フィードワン 77600 105 3500 0.63
<5932> 三協立山 78800 60.9 5500 0.27
<6584> 三桜工 80100 209 4600 0.69
<6118> アイダ 83000 122 3800 0.63
<7280> ミツバ 91400 148 15000 0.48
<3941> レンゴー 93280 70.8 49000 0.56
<4188> 三菱ケミG 94120 56.6 263000 0.78
<7337> ひろぎんHD 94980 110 39500 0.58
<5191> 住友理工 98100 54.3 23000 0.56
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
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株探ニュース