LINK&Mは急反騰、コンサル・クラウド好調で今期業績予想を上方修正
リンクアンドモチベーション<2170>が急反騰。株価は前日比15.7%高の1004円まで上値を伸ばし、年初来高値を更新している。11日の取引終了後、21年12月期の連結最終損益を従来予想の5億7000万円の黒字から9億円の黒字(前期は9億9600万円の赤字)へ上方修正すると発表しており、これが好感されている。
組織開発ディビジョンで大手企業向けを中心にコンサル・クラウド事業が予想以上に成長していることが上振れの背景。上期はオンライン上での新人・管理職研修や人事制度設計が好調だった。コロナ禍で組織課題が一層顕在化しているとみられ、この状況が今後も続くと想定している。併せて、今期の年間配当を従来計画の7円20銭から7円40銭(前期は7円20銭)へ増額修正した。
また、株主優待制度を拡充し、クオカードの贈呈金額を25%増額することも明らかにしている。21年12月末から適用する新制度では、1000株以上保有株主に対し、保有株数と保有期間に応じて年間5000円から40万円分のクオカードを贈呈するという。
株探ニュース