リニカルが後場一段高、分散型臨床試験対応サービスの対象を拡大
リニカル<2183>が後場一段高している。午後１時３０分ごろ、日米欧の治験で実績のある分散型臨床試験（ＤＣＴ）に対応したサービスを、医薬品の製造販売後の臨床試験・市販後調査・臨床研究まで対象を拡大して提供を開始したと発表しており、これが好感されている。
製販後試験は、治験の段階ではわからなかった医薬品の有効性や安全性などを、実際の医療行為のなかで投与された情報に基づいて調査するもの。新薬開発のための治験よりも多人数のデータ収集が必要となるため、ＤＣＴの活用により多くの人の試験参加の負担軽減が期待できるほか、アプリやウェアラブルデバイスを活用することで日常のデータを取得できるようになるため、リアルワールドのデータに基づいた詳細な分析が可能になるとしている。
株探ニュース