井村屋G、上期経常を一転2倍増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ
2209井村屋グループ【連結】
業績修正PDF
井村屋グループ <2209> [東証P] が11月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の6.5億円→15.2億円(前年同期は7.4億円)に2.3倍上方修正し、一転して2.0倍増益を見込み、一気に4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の17.5億円(前期は20.7億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期第2四半期累計期間の連結業績につきましては、売上面では夏場の主力商品「あずきバー」シリーズ...
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期第2四半期累計期間の連結業績につきましては、売上面では夏場の主力商品「あずきバー」シリーズが好調に推移するとともに、「やわもちアイス」シリーズでは10周年記念商品が売上増加に貢献しました。米国においてもIMURAYA USA, INC. の輸入商品の販売が大きく伸長し、売上高が計画を上回る見込みとなりました。コスト面では、原材料価格やエネルギーコストが上昇する中、継続した生産性向上活動によりコスト削減が図られました。また、円安の進行により、海外事業との取引における為替差益の発生や、建設中の井村屋株式会社新工場「あのつFACTORY」での、輸出促進に関する補助金収入の計上により利益が増加しました。これらの結果、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益がそれぞれ前回発表予想を上回る見通しとなりました。 なお、通期の連結業績予想につきましては、不安定な世界情勢を背景に原材料価格や物流コストの上昇に加え、消費動向も依然として先行き不透明な状況が続いている事を慎重に考慮し、2022年5月12日に公表いたしました予想値に変更はありません。今後の動向に応じて業績予想の修正が必要となった場合には速やかに公表いたします。 注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により該当予想値とは異なる結果となる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.04-09 | 19,900 | 600 | 650 | 400 | 30.6 | 0 | 2022-05-12 |
連結 |
| 新 22.04-09 | 21,493 | 1,143 | 1,526 | 1,337 | 102.2 | 0 | 2022-11-01 |
連結 |
| 修正率 | +8.0 | +90.5 | 2.3倍 | 3.3倍 | 3.3倍 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.04-09 | 19,527 | 625 | 749 | 461 | 35.3 | 0 | 2021-11-05 |
連結 |
| 予 22.04-09 | 21,493 | 1,143 | 1,526 | 1,337 | 102.2 | 0 | 2022-11-01 |
連結 |
| 前年同期比 | +10.1 | +82.9 | 2.0倍 | 2.9倍 | 2.9倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 42,152 | 753 | 921 | 657 | 50.2 | 24 | 2021-05-10 |
連結 |
| 2022.03 | 42,151 | 1,704 | 2,075 | 1,473 | 112.6 | 26 | 2022-05-12 |
連結 |
| 予 2023.03 | 43,000 | 1,650 | 1,750 | 1,150 | 87.9 | 26 | 2022-05-12 |
連結 |
| 前期比 | +2.0 | -3.2 | -15.7 | -21.9 | -21.9 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。