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カンロ---3Qは売上高が161.10億円、既存主力ブランド商品が伸長

材料
2018年11月12日 14時52分

カンロ<2216>は8日、2018年12月期第3四半期(18年1-9月)決算を発表した。売上高が161.10億円、営業利益が4.49億円、経常利益が4.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が6.04億円となった。

中期経営計画「NewKANRO 2021」の達成に向け、提案型営業活動及びチャネル別の販売促進活動による売上拡大、品質を最優先とした諸施策の実施、連結子会社を吸収合併して生産の効率化を推進したことによる製造原価の低減、業務及びコミュニケーションの効率化に向けた情報化投資など、各種施策を積極的に推進した。

第3四半期累計期間の販売面では、飴では「ノンシュガースーパーメントールのど飴」や「金のミルクキャンディ抹茶」、グミでは「ピュレグミ」や「カンデミーナグミ」等の既存主力ブランド商品が伸長したことに加え、2017年9月に発売した新商品「健康のど飴たたかうマヌカハニー」も引き続き好調に推移した。

利益面では、原油価格の上昇による製造原価の増加要因もあったが、主力ブランド商品の売上増加、連結子会社であったひかり製菓株式会社の吸収合併による生産の効率化、製造現場での改善活動による生産性の向上を図った。

なお、前第3四半期累計期間は四半期連結財務諸表を作成し、四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っていない。

2018年12月期通期の個別業績予想については、売上高が225.00億円、営業利益が8.60億円、経常利益が9.00億円、当期純利益が9.20億円とする8月2日に公表した業績予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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