モロゾフが大幅反落、24年1月期は29%営業減益で10円減配へ
モロゾフ<2217>が大幅反落している。16日の取引終了後に発表した24年1月期連結業績予想で、営業利益17億1000万円(前期比29.4%減)と大幅減益を見込み、年間配当予想を前期比10円減の55円としていることが嫌気されている。
売上高は325億7000万円(前期比0.2%増)を見込む。前年2~3月に新型コロナウイルス感染第6波の影響を受けた第1四半期の売上高は増加するとみる一方、下期は前年に行動制限が解除され、消費が盛り上がったことの反動を見込む。また、一部商品の価格改定を行うものの、原材料価格やエネルギー価格の高騰に加えて、物流関連費用の増加や人件費の上昇などの大幅なコストアップ要因をすべてカバーすることは難しいとして減益を予想している。
なお23年1月期決算は、この期から連結決算に移行したため前の期との比較はないものの、売上高325億500万円、営業利益24億2300万円だった。
株探ニュース