寿スピリッツ急伸、10~12月期営業黒字転換を好感
寿スピリッツ<2222>が急伸している。1日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年4~12月)連結決算が、売上高163億600万円(前年同期比54.3%減)、営業損益23億700万円の赤字(前年同期61億9000万円の黒字)と営業赤字となったが、10~12月期では11億1300万円の黒字に転換しており、足もとの業績好転を好感した買いが入っている。
GoToトラベルの東京発着追加などにより回復の兆しが見られたほか、通信販売部門で主力の「ルタオ」をメインに伸長したことが牽引役となった。また、人件費の抑制及び経費の見直しなどコスト削減を進めたことも寄与した。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高231億4000万円(前期比48.8%減)、営業損益34億円の赤字(前期64億5400万円の黒字)の従来予想を据え置いている。
株探ニュース