１）本日（1月6日）引け後に発表された決算・業績修正

●イチオシ決算

【マルマエ <6264> 】　★9-11月期(1Q)経常は39％増益で着地

◆21年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比38.9％増の2億円に拡大して着地。主力とする半導体製造装置向け精密部品加工が大きく伸び、16.9％の増収を達成したことが寄与。外注費の比率が低くとどまったことに加え、経費抑制なども大幅増益につながった。

上期計画の2.9億円に対する進捗率は68.7％に達しており、業績上振れが期待される。

●サプライズな決算発表・業績修正

ベル２４ＨＤ <6183> 　　★3-11月期(3Q累計)税引き前が15％増益で着地

◆21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結税引き前利益は前年同期比15.3％増の97.3億円に伸びて着地。コールセンター事業における新型コロナウイルス関連のスポット業務が大きく貢献したほか、継続業務の新規受注が回復したことが寄与。収益改善策を進めたことも増益につながった。

通期計画の110億円に対する進捗率は88.1％に達しており、業績上振れが期待される。

ＢＳ１１ <9414> 　　★9-11月期(1Q)経常は36％増益で着地

◆21年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比35.7％増の6.4億円に拡大して着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響による再放送や再編集版への差し替えで番組関連費用が減少したほか、番組宣伝や局認知向上施策の効率化などのコストコントロールが寄与し、採算が大きく改善した。

上期計画の8.3億円に対する進捗率は77.5％に達しており、業績上振れが期待される。

アークス <9948> 　　★3-11月期(3Q累計)経常が69％増益で着地

◆21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比68.8％増の148億円に拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりを背景に、スーパーマーケット既存店売上高が前年同期比6.3％増と好調だったことが寄与。特売広告・ポイント倍増セールなどの販促企画を自粛したことなども大幅増益に貢献した。

２）1月7日の決算発表銘柄（予定）　★は注目決算

■引け後発表

◆本決算：

<2809> キユーピー

<2830> アヲハタ [東２]

<3186> ネクステージ

<4187> 大有機

<9369> キユソ流通

◆第1四半期決算：

<3697> ＳＨＩＦＴ　　　　　★

<8184> 島忠

◆第2四半期決算：

<2303> ドーン [ＪＱ]

<2791> 大黒天

<4735> 京進 [東２]

<8908> 毎コムネット

◆第3四半期決算：

<2918> わらべ日洋

<3083> シーズメン [ＪＱ]

<4714> リソー教育

<6469> 放電精密 [ＪＱ]

<8273> イズミ

<9974> ベルク

合計17社

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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