クシム<2345>は10日、同社以外の全株主を対象としたライツ・オファリング(ノンコミットメント型／上場型新株予約権の無償割当て)による資金調達を行うことを発表した。なお、本件は、2020年10月21日開催予定の臨時株主総会において、決議が原案どおり承認可決され、それに基づく同社発行可能株式数を5,083,200株から16,000,000株とする定款の一部変更の効力が生ずることを条件としている。

新株予約権の名称は株式会社クシム第８回新株予約権、本新株予約権 1 個当たり当社普通株式１株。本新株予約権総数は3,976,294 個(8月31日現在)、行使価額は1個(1株)につき700円。行使期間は2020年11月2日から2020年12月9日。

同社は、中期経営計画の達成を目指し、主にM&Aを実施するため、本ライツ・オファリングにより資金調達を行いたい考え。

本資金調達で調達する差引手取概算額は1,356,271,900 円で、M&A 資金、人材投資（採用、人件費）にそれぞれ充当する。

なお、当該調達金額は、本新株予約権の50％が行使された場合の見込み額であり、最大調達額未満となった場合の充当の優先順位は、1）M&A資金、2）人材投資(採用、人件費)となる。

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提供：フィスコ

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