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MDNT Research Memo(5):コロナ禍による影響緩和により細胞加工件数が回復傾向。売上高は緩やかな回復へ

特集
2024年1月18日 12時45分

■業績動向

1. 2023年9月期通期の業績概要

メディネット<2370>の2023年9月期通期の業績は、売上高が前年同期比4.4%増の661百万円、営業損失が1,425百万円(前期は1,333百万円の損失)、経常損失が1,419百万円(同1,314百万円の損失)、当期純損失が1,437百万円(同1,254百万円の損失)となった。細胞加工に用いる材料資材や光熱費高騰で製造原価が増加し売上総利益は同23.2%減の98百万円となった。そして、研究開発費の支出時期の遅れ等により販管費が同4.3%増の1,524百万円となったことで営業損失はやや増加した。また、加工中断収入11百万円、投資事業組合運用損10百万円等の営業外損益並びに投資有価証券売却益6百万円、保険解約損16百万円の特別損失を計上した結果、経常損失・当期純損失もやや拡大した。

細胞加工業の売上高は前年同期比4.4%増の661百万円、営業損失は346百万円(前年同期は232百万円の損失)となった。売上面では、コロナ禍による厳しい状況が緩和されるなかで細胞加工受託件数は回復傾向にある。また技術移転一時金に加え、CDMO事業の売上増加等により増収となった。損益面では、光熱費等の高騰に加え、将来の細胞加工受託案件の獲得に向けた体制整備費用や販管費の増加などにより、営業損失は拡大した。

再生医療等製品事業の売上高は0百万円(前年同期は0百万円)、営業損失は496百万円(同582百万円)となった。同社は、再生医療等製品の開発を加速し早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプラインの取得と拡充を視野に入れた活動を行っている。また、九州大学による「αガラクトシルセラミド(α-GalCer/DC)」の医師主導試験の研究開発プロジェクトが着実に進捗している。利益面では、研究開発費の支出時期の遅れなどにより営業損失は減少した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司)

《SI》

提供:フィスコ

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