ギグワークス急騰で5カ月ぶり年初来高値更新、5G関連基地局の受託に引き合い旺盛
ギグワークス<2375>が3日ぶり急反騰、一時12%と値を飛ばし、7月5日につけた年初来高値1765円を約5カ月ぶりに更新した。エンジニア派遣やコールセンターコンサルティングなど法人向けIT支援ビジネスで実績が高いほか、レンタルオフィス事業なども展開。AI・IoTロボットなど新商材のフルフィルメントでも案件獲得が進んでいる。前週28日に発表された19年10月期営業利益が前の期比33.8%増の7億8400万円と最高益を更新、会社側が予想した8億円に対し若干未達だったこともあって、目先筋の利益確定売りを誘ったが、下押す場面を大口資金が拾い切り、その後長い下ヒゲをつけて急速な戻り足に転じた。20年10月期についても営業15%増益予想と2ケタ成長を継続する見通し。同社は5G関連で基地局工事の受託業務も手掛けており、引き合いは極めて旺盛で、これらが受注につながることで業績の上乗せもある。
株探ニュース