新日本科学が後場に急伸、新薬承認の再申請費用が計画下回り9月中間期営業黒字で着地
新日本科学<2395>が後場に急伸している。6日午前11時半、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比5.3%増の125億800万円、営業利益は同96.6%減の8000万円、最終利益は同55.1%減の13億3100万円となった。大幅な減益となったものの、営業損益は赤字予想から一転、黒字を確保して着地した。売上高と最終利益も計画に対し上振れして着地しており、見直し買いを誘う形となったようだ。国内非臨床事業が順調に推移したほか、米子会社において経鼻偏頭痛治療薬「STS101」の米食品医薬品局(FDA)への新薬承認再申請に関連する費用が計画を下回った。臨床事業において新日本科学PPDの持ち分法投資利益が増加したことも寄与した。
株探ニュース