エムスリーが年初来安値を更新、今期最終益2%増計画もコンセンサス下回る
エムスリー<2413>が急反落し、年初来安値を更新した。前週末4月28日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示。今期の最終利益は前期比2.0%増の500億円となる見通しを示したが、市場のコンセンサスを下回ったことが売りを促したようだ。
同社は今期の売上高が同8.3%増の2500億円になると見込む。メディカルプラットフォーム事業では製薬会社向けマーケティング支援サービスの成長を見込むほか、海外事業も増収増益を見込む。23年3月期の決算は、売上高が前の期比10.9%増の2308億1800万円、最終利益が同23.2%減の490億2800万円だった。
株探ニュース