ブラスはカイ気配、挙式・披露宴挽回で21年7月期営業益は上振れ着地
ハウスウェディングなどを展開するブラス<2424>がカイ気配を切り上げている。同社は14日取引終了後に、21年7月期通期の単独決算を発表。営業損益は3億2700万円の黒字(前の期は9億8900万円の赤字)となり、従来予想の2億円の黒字を上回って着地したことが好感されているようだ。
売上高は前の期比17.0%増の93億4300万円(従来予想は93億2100万円)となった。第4四半期の挙式・披露宴の実施組数が過去最高となったほか、利益面では売上原価効率化の取り組みや販管費削減による損益分岐点の引き下げ効果が寄与した。なお、22年7月期通期の業績予想は、現時点で合理的な算定が困難だとして開示しなかった。
株探ニュース