ケアサービスはS高カイ気配、第3四半期大幅増益と株主優待制度導入を好感
ケアサービス<2425>はストップ高カイ気配。6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年4~12月)連結決算が、売上高68億9700万円(前年同期比2.1%増)、営業利益3億2700万円(同24.1%増)、純利益2億5000万円(同41.8%増)と大幅増益となったことが好感されている。
在宅介護事業では新型コロナウイルス感染症の影響が残り、特に訪問系介護が減少したものの、シニア向け総合サービス事業でエンゼルケア(湯灌など)のニーズが高く推移した。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化やコスト圧縮を強化したことも寄与した。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高94億円(前期比4.8%増)、営業利益4億3000万円(同40.4%増)、純利益2億9000万円(同50.9%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、23年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されている。毎年3月31日時点で1単元(100株)以上を保有する株主に対して、一律でクオカード1000円分を贈呈する。
株探ニュース