電通が年初来安値を更新、決算絡みで博報堂DYと明暗分かれる
電通<4324>と博報堂DYホールディングス<2433>の明暗が分かれている。電通は朝方ウリ気配で始まり一時9.1%急落、株価は約4年半ぶりに4000円台を割り込んでいる。同社が15日取引終了後に発表した19年12月期第1四半期(1~3月期)の営業利益が前の期比58.5%減の92億9400万円になったことが大きく嫌気された。テレビ、クリエーティブ、マーケティングといった従来メディアを中心に需要が落ち込み、利益の足かせとなっている。
一方、博報堂DYが14日に公表した19年3月期業績では1~3月期営業利益が2.3%増となり、足元の業績が堅調。株価はこれを好感した買いが続いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年05月16日 15時05分
株探ニュース