出前館が一時ストップ高、21年8月期は赤字継続も中長期的な成長姿勢を評価
出前館<2484>が一時ストップ高。売買代金は前場時点で全市場ベース第3位と大商いに沸いている。15日取引終了後に発表した20年8月期の連結業績は営業損益が26億2300万円の赤字(前の期は3900万円の赤字)となった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で料理宅配需要は伸びたが、広告などの先行費用もあり、最終赤字となった。21年8月期の同損益も130億円の赤字見通し。同社はLINE<3938>グループとの協業を通じて事業の拡大を加速させており、今期も大幅な投資を進める方針だ。ただ、同時に発表された中期経営計画では23年8月期に同利益は120億円と黒字転換する見通しであり、中長期的な成長姿勢を評価する買いが入っている様子だ。
株探ニュース