日本サードが急反落、第1四半期営業赤字に転落
日本サード・パーティ<2488>が急反落している。6日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高13億400万円(前年同期比11.6%減)、営業損益7800万円の赤字(前年同期8500万円の黒字)、最終損益5600万円の赤字(同5200万円の黒字)と営業損益段階から赤字に転落したことが嫌気されている。
いくつかの戦略的サービスを投入したものの、新型コロナウイルス感染症の影響で教育ソリューション事業で教室の運営費削減までには至らなかったことや、ICTソリューションズ事業でユーザー企業の事情により案件が凍結・延期されたことなどが響き、赤字を余儀なくされた。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高64億3500万円(前期比3.0%増)、営業利益4億3300万円(同8.1%減)、最終利益2億6000万円(同15.9%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース