アドウェイズ急伸で4年10カ月ぶりの4ケタ大台、業績急変貌で株価の居どころ変わる
アドウェイズ<2489>が急伸、8%高と値を飛ばし上値のフシであった1000円大台ラインを突破し1028円まで駆け上がった。同社株が4ケタ大台を回復するのは2016年7月以来、約4年10カ月ぶりとなる。モバイル向け配信を主力とするアフィリエイト広告大手で、電子コミック系の広告需要が旺盛で業績が急変貌している。21年3月期は従来計画を大きく上振れ、トップラインが3割強の伸びを示したほか、営業利益は前期比8.3倍となる16億2600万円と過去最高利益を大幅更新した。今期は9カ月の変則決算となるが、会社側計画の4億9000万円は増額含みとみられている。「直近、外資系証券経由で空売り残が大幅に増加しており、その買い戻しによる株高効果も反映されている」(国内証券ストラテジスト)とみられる。
株探ニュース