Vコマースは水準切り下げる、今期下方修正と減配を嫌気
バリューコマース<2491>はウリ気配で水準を切り下げている。27日取引終了後に23年12月期業績予想の下方修正を発表し、売上高を362億円から291億円(前期比18.5%減)へ、営業利益を70億円から47億円(同43.0%減)へ引き下げた。あわせて、従来73円としていた配当予想を50円(前期56円)に減額しており、これらが嫌気され売りが先行している。
成果報酬型広告「アフィリエイト」における金融分野の広告主の出稿減が主な要因。また、オンラインモールのストア向けクリック課金型広告などで、オンラインモールのキャンペーン施策方針変更の影響を受けていることも響く。なお、同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高が前年同期比19.6%減の76億8500万円、営業利益が同36.8%減の14億8800万円だった。
株探ニュース