サンエーの物色人気に拍車、観光需要による沖縄経済活性化で3~11月営業57%増益
サンエー<2659>が4日続伸。足もとで物色人気に拍車がかかり、上値抵抗ラインとして意識された75日移動平均線とのマイナスカイ離を解消する動きをみせている。沖縄県の流通最大手でショッピングセンターや食品スーパー、レストランなどを幅広く展開する。観光客が増勢一途で県内経済の活性化を促しており、同社の足もとの業績も絶好調に推移している。前週末5日取引終了後に発表した24年2月期第3四半期(23年3~11月)決算は営業利益が前年同期比57%増の118億6100万円と大幅な伸びを達成した。通期の営業利益予想は前期比26%増の141億4000万円を見込むが一段の上振れも視野に入る。好業績が際立つなか、これを好感する形で買いが流入した。
株探ニュース