タビオは朝安後下げ渋る、好材料出尽くしの売り一巡し押し目買い
タビオ<2668>は朝安後に下げ渋る展開となった。11日の取引終了後、24年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。経常利益の見通しはこれまでの4億6000万円から6億1000万円(前期比15.3%増)に引き上げた。減益予想から一転、増益を計画する形となったものの、好材料出尽くしと受け止めた売りが先行。ただ下値では押し目待ちの買いが入り、下げ幅を縮小した。
売上高の見通しは155億8100万円から159億円(同4.2%増)に見直した。中国での卸売事業の売り上げが予測を大幅に上回って進展した。国内専門店事業においてはインバウンド需要の回復も追い風となった。
株探ニュース