トーメンデバが後場急上昇、25年3月期業績及び配当予想を上方修正
トーメンデバイス<2737>が後場急上昇している。午後1時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を4000億円から4300億円(前期比16.0%増)へ、営業利益を76億円から86億円(同9.3%減)へ、純利益を42億円から55億円(同2.6倍)へ上方修正し、あわせて配当予想を期末一括240円から300円(前期200円)へ引き上げたことが好感されている。
上期において、主力事業のメモリー半導体の需要が旺盛で売上高が計画を上回ったことに加えて、メモリー製品の価格上昇基調の継続や、一部商品の供給が逼迫する状況にあっても顧客の要望に応じ安定供給を実現できていること、更に為替の影響などが利益を押し上げるという。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2073億400万円(前年同期比12.8%増)、営業利益59億8800万円(同5.0%増)、純利益40億2400万円(前年同期400万円の赤字)だった。
株探ニュース