東エレデバが急反発で上場来高値更新、世界的な半導体設投需要拡大で商機
東京エレクトロン デバイス<2760>が急反発、前日下げた分を上回る305円高の4905円まで買われ、上場来高値を更新した。きょうは半導体関連株が総じて買い戻される流れのなかで、成長性に期待した実需買いが流入し上値指向を明示している。半導体関連の電子部品を扱う商社で東京エレクトロン<8035>が約34%の株式を保有する筆頭株主。TSMCやインテルなど海外大手メーカーの設備投資増強の動きを背景に東エレクをはじめ日本の半導体製造装置大手の活躍余地が高まっており、つれて同社も収益機会の拡大が期待されている。また、世界的な電気自動車(EV)シフトの動きで需要が見込まれるパワー半導体ではトップメーカーの独セミクロンやインフィニオンの製品を扱う。同社は設計受託も得意で需要獲得エリアが広いのも強み。
株探ニュース