東エレデバが底堅い動き、22年3月期業績は経常利益が計画上振れ
東京エレクトロン デバイス<2760>が底堅い動きとなっている。前週末15日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が1720億円から1799億円(前の期比25.6%増)へ、経常利益が62億円から73億円(同57.8%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
産業機器向けや車載向けをはじめ幅広い分野における半導体製品への需要が高水準で推移し、顧客商権の拡大も寄与したことなどが要因。ただ、のれん及び無形固定資産の減損損失を特別損失として計上することから、最終利益は52億円から50億5000万円(同60.7%増)へやや下振れた。
株探ニュース