12月26日引け後に、株主優待制度について新設や拡充、変更、廃止を発表した銘柄を取り上げた。

■拡充／変更　―――――――――――

キッコーマン <2801> [東証Ｐ]　決算月【3月】　　　12/26発表

24年3月末割当の1→5の株式分割実施に伴い、25年3月末の基準日から株主優待制度を変更する。新制度では毎年3月末時点で100株以上を半年以上継続保有する株主を対象に、1000～6000円相当のグループ商品などを贈呈する。5000株以上保有株主は寄付を選択することもできる。

楽天グループ <4755> [東証Ｐ]　決算月【12月】　　　12/26発表

23年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象とした株主優待の内容を決定。楽天モバイルのデータ通信専用「eSIM」を無料（保有株数と保有期間に応じて3～6ヵ月間）で提供する。

京セラ <6971> [東証Ｐ]　決算月【3月】　　　12/26発表

継続保有株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を1年以上継続保有する株主に、保有株数と保有期間に応じたクオカード（1000～2000円分）またはカタログギフト（3000～1万円相当）を贈呈する。既存の優待制度（優待価格販売）は今後も継続する。

サノヤスホールディングス <7022> [東証Ｓ]　決算月【3月】　　　12/26発表

「モザイクモール港北大観覧車」乗車券の配布を廃止する一方で、抽選による遊園地チケット当選者数を従来の350人→1000人に拡充する。

■廃止　――――――――――――――

シルバーライフ <9262> [東証Ｓ]　決算月【7月】　　　12/26発表

23年7月末を最後に株主優待制度を廃止する。

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