ヨシムラHDは急反落、20年2月期最終利益の大幅下振れ着地を嫌気
ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>は急反落。15日取引終了後に発表した20年2月期の連結最終利益が1億7700万円(前期比32.7%減)となり、従来予想の3億4100万円を大幅に下回って着地したことが嫌気された。
新型コロナウイルスの感染拡大などを背景とする外国為替相場の急激な変動で為替差損が発生したことに加え、繰延税金資産の取り崩しに伴い法人税等調整額が増加したことが響いた。同時に発表した21年2月期の最終利益予想は4億2000万円(前期比2.4倍)に拡大する見通しを示した。今期は前期に買収した森養魚場などの業績が通期寄与するほか、国内製造事業の業績改善を見込んでいる。
株探ニュース