日清食HDが後場に上げ幅拡大、今期業績・配当予想の上方修正で
日清食品ホールディングス<2897>が後場に上げ幅を拡大した。この日、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想を上方修正しており、これを好感した買いが集まったようだ。
同社は売上収益の見通しを5950億円から6600億円(前期比15.8%増)に引き上げたほか、これまで310億~330億円としていた最終利益の見通しは380億円(同7.3%増)に見直した。米州地域を中心に海外事業が好調に推移していることなどを業績予想に反映した。
更に、65円としていた期末配当予想については10円増額し、前期末比15円増配の75円(年間配当予想は前期比10円増配の140円)に修正した。4~12月期の売上収益は前年同期比18.0%増の5014億6700万円、最終利益は同13.6%増の349億2300万円だった。
株探ニュース