石垣食がS高、辛澤氏を引受先とする第三者割当増資などを好感
石垣食品<2901>がストップ高の168円に買われ、なおも買いを集めている。11日の取引終了後、フード&アグリテック事業を展開するベジタリア(東京都渋谷区)と資本・業務提携すると発表したほか、辛澤氏を引受先とする436万9000株の第三者割当増資を実施すると発表しており、これらを好感した買いが入っている。
第三者割当増資の払込期日は3月29日で、発行価額は1株につき103円。調達資金約4億2000万円は、ベジタリアの資本提携資金や借入金の返済、運転資金などに当てる。希薄化率は61.81%に相当するが、財務体質の改善につながるとの見方から買われているようだ。
一方、ベジタリアと資本・業務提携では、ベジタリアが発効する新株予約権付社債1億円相当を取得する。今回の提携により、市場に対する訴求効果が高い原料の供給や、高付加価値な商品の共同開発などを進めるとしている。
株探ニュース