あじかん、上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額
2907あじかん【連結】
業績修正PDF
あじかん <2907> [東証2] が11月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の3億9000万円の赤字→1億2500万円の黒字(前年同期は500万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の2億円→4億円(前期は8億3600万円)に2.0倍上方修正し、減益率が76.1%減→52.2%減に縮小する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2022年3月期 第2四半期累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)における売上高は、業務用食...
会社側からの【修正の理由】
2022年3月期 第2四半期累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)における売上高は、業務用食品等においてスーパーマーケットを中心とした国内販売や、海外販売が大きく伸張したことで、当初予想を上回る見込みとなりました。 利益面につきましては、鳥インフルエンザによる鶏卵価格高騰の影響を受けておりますが、一部売価への反映を含め、自社製造製品の売上高が国内外ともに増加したことや、加工費の低減、広告宣伝費や旅費交通費などの販売管理費抑制に努めた結果、営業利益は当初予想を上回る見込みとなりました。 また、想定以上に円安が進行したことで、為替予約が時価評価益に転じたことや、決済差益が拡大したことにより、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも当初予想を上回る見込みとなりました。 なお、通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による需要動向に加え、冬場の原材料価格、為替・株価、原油価格など、先行き不透明で流動的な要素も多くありますが、当第2四半期連結累計期間までの状況を勘案し、当初予想を修正いたします。(注)本資料における業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.04-09 | 21,000 | -290 | -390 | -410 | -53.9 | 0 | 2021-05-14 |
連結 |
| 新 21.04-09 | 21,500 | 30 | 125 | 65 | 8.5 | 0 | 2021-11-01 |
連結 |
| 修正率 | +2.4 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.03 | 44,500 | 280 | 200 | 150 | 19.7 | 15 | 2021-05-14 |
連結 |
| 新 2022.03 | 45,000 | 300 | 400 | 300 | 39.4 | 15 | 2021-11-01 |
連結 |
| 修正率 | +1.1 | +7.1 | 2.0倍 | 2.0倍 | 2.0倍 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.04-09 | 20,238 | -20 | -5 | -25 | -3.4 | 0 | 2020-11-09 |
連結 |
| 予 21.04-09 | 21,500 | 30 | 125 | 65 | 8.5 | 0 | 2021-11-01 |
連結 |
| 前年同期比 | +6.2 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.03 | 44,751 | 732 | 851 | 551 | 72.5 | 15 | 2020-05-14 |
連結 |
| 2021.03 | 42,593 | 631 | 836 | 600 | 78.9 | 15 | 2021-05-14 |
連結 |
| 予 2022.03 | 45,000 | 300 | 400 | 300 | 39.4 | 15 | 2021-11-01 |
連結 |
| 前期比 | +5.7 | -52.5 | -52.2 | -50.0 | -50.0 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。