イフジ産業が一時16%高、20年3月期業績及び配当予想を上方修正
イフジ産業<2924>が急伸して一時、前日比119円(15.7%)高の875円に買われ、昨年来高値を更新している。13日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を136億1700万円から143億5300万円(前期比4.7%増)へ、営業利益を8億2900万円から9億3300万円(同15.7%増)へ、純利益を5億6100万円から6億2100万円(同12.6%増)へ上方修正したことが好感されている。
主力の鶏卵関連事業で販売数量が好調に推移していることや高付加価値商品の販売増加などが業績を牽引する。また、製造コストの削減に取り組んでいることも寄与するという。
また、業績予想の修正に伴い、従来9円を予定していた期末配当を2円増額して11円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。年間配当は20円となり、前期実績に対しては3円の増配になる予定だ。
なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高108億5600万円(前年同期比1.5%増)、営業利益7億7800万円(同24.9%増)、純利益5億1900万円(同19.2%増)だった。
株探ニュース