ＲＩＺＡＰグループ<2928>は急落後に買われる展開。９日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を２２５０億円から２０２９億３４００万円（前の期比３．８％減）へ、営業損益を３２億円の黒字から７億５２００万円の赤字（前の期８３億９４００万円の赤字）へ、最終損益を５億円の黒字から６０億４６００万円の赤字（同１９４億２３００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されているが、前の期に比べ赤字幅が縮小していることを好感する向きもあるようだ。

第３四半期以降の消費増税や大型台風、暖冬などの天候不順の影響にくわえ、第４四半期において新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響による来客数の大幅な減少で、同社グループ各社の売り上げが減少したことなどが響いた。

同時に、従来１円を予定していた期末一括配当について、無配にすると発表した。前の期に続き、２年連続での無配になる予定だ。

出所：MINKABU PRESS

最終更新日：2020年06月10日 10時29分

株探ニュース