ラクーンHDの第3四半期営業利益は82%増
ラクーンホールディングス<3031>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(20年5月~21年1月)連結決算を発表しており、売上高32億4600万円(前年同期比28.2%増)、営業利益9億5900万円(同82.0%増)、純利益6億3000万円(同86.4%増)だった。
マスク・除菌グッズといったコロナ特需商材の流通額は落ち着いたものの、通常のアパレル・雑貨の流通額が順調に成長し、「スーパーデリバリー」の流通額が同64.3%増と高い成長率を継続したことが大幅な増収増益の背景にある。また、フィナンシャル事業の保証履行額の減少に伴う売上原価の減少効果も寄与した。
なお、21年4月期通期業績予想は、売上高44億5000万~46億円(前期比28.0~32.3%増)、営業利益11億8000万~12億7000万円(同67.1~79.9%増)、純利益7億4000万~8億円(同64.0~77.3%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース