神戸物産が急落、8月単独営業利益は6.8%増も1ケタ台にとどまる
神戸物産<3038>は急落している。前週末24日の取引終了後に発表した8月度の単独業績で、営業利益が前年同月比6.8%増の17億1500万円と増益基調にあったが、3カ月ぶりに1ケタ台にとどまったことが嫌気されている。
業務スーパーの新規出店が4店舗あり、店舗数が前年同月に比べて71店舗増加したことが寄与し売上高は同11.5%増の300億8300万円となった。また、商品動向では引き続き利便性の高い冷凍果物や、天候不順による青果の高騰に対して価格の安定している冷凍野菜、冷凍デザート類が好調に推移した。ただ、8月中旬から下旬にかけて長雨の影響もあって、直轄エリア既存店への商品出荷実績は同2.9%増と前月の3.5%増から増加率が縮小した。
株探ニュース