ニトリHDやワークマンなどが堅調推移、円安基調一服で買い戻し
ニトリホールディングス<9843>やワークマン<7564>、神戸物産<3038>が堅調に推移している。米国時間の4日にドル円相場は一時1ドル=154円50銭台までドル安・円高が進行した。米ブルームバーグ通信が日本時間4日夜、日銀が6月の金融政策決定会合で、「長期国債の買い入れの減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて議論する可能性が大きい」と報じた。更に、米国の4月米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が2021年2月以来の低水準となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が強まったことで米長期金利が低下。日米金利差が縮小するとの見方からドル売り・円買いの流れが強まった。このところの円安基調が一服したことを受けて、円高メリット株と位置付けられる銘柄の一角に買い戻しが入っている。セリア<2782>やニチレイ<2871>もしっかり。
株探ニュース