銚子丸が一時27%高、未定としていた21年5月期営業利益は4.3倍を予想
銚子丸<3075>は6日続伸し、一時前日比27.4%高の1393円に買われた。15日の取引終了後、未定としていた21年5月期の単独業績予想を発表しており、営業利益3億600万円(前期比4.3倍)、最終利益1億4900万円の黒字(前期は9300万円の赤字)と大幅増益を見込んでいることが好感されている。
第1四半期(5月16日~8月15日)業績の実績を踏まえて、売上高は178億700万円(前期比1.5%減)になる見通し。ただ、全社的に一層のコスト削減に取り組むことに加えて、アフターコロナの時代を見据えた新時代の収益モデルへの移行を積極的に推進することで、前期の第4四半期会計期間に計上した多額の損失を通年ベースでカバーし増益を予想している。
なお、第1四半期(5月16日~8月15日)業績は、売上高43億5100万円(前年同期比11.4%減)、営業利益2億2400万円(同2.2%増)、純利益9100万円(同21.9%減)だった。
最終更新日:2020年09月16日 10時27分
株探ニュース