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【村瀬智一が斬る!深層マーケット】リスク回避でハイテク株から内需関連へシフト

市況
2025年3月1日 8時00分

「リスク回避でハイテク株から内需関連へシフト」

●トランプ大統領のSNS投稿で波乱の展開

週末2月28日の日経平均株価は、1100円安と今年最大の下げ幅を記録した。昨年10月以降のボックスレンジの下限である3万7500円処を明確に下抜け、持ち高調整に伴う売りが広がった。

トランプ米大統領がカナダとメキシコに予定通り関税を課す考えを改めて示し、中国の追加関税にさらに10%上乗せする方針を自身のSNSに投稿したことを受けて、世界経済への悪影響が警戒され、東京市場でも米国同様に売りが広がった。特に好決算を評価されていた米エヌビディア<NVDA>が、トランプ大統領の投稿をきっかけに急落したことが、センチメントを大きく悪化させた。生成AI普及に伴う成長期待により買われていたハイテク株などで持ち高調整の動きが強まっている。

トランプ大統領はSNSを活用してメッセージを発信するため、いつ何が飛び出すか予測できず、大きなインパクトにつながりやすい。

日経平均株価は5カ月ほど推移してきたレンジを下放れたことにより、ポジション調整が加速しやすい。また、再来週には3月限の先物・オプション特別清算指数の算出(メジャーSQ)を控えているため、ヘッジ対応などでしばらくは先物主導の商いに振られやすい需給状況になる。ハイテク株は自律反発はあるにしても、底打ちからの本格的な反転は期待しづらく、足もとでは物色の矛先はリスク回避的に内需系などにシフトしやすいだろう。

●活躍が期待される「注目5銘柄」

◆マツキヨココカラ&カンパニー <3088> [東証P]

ドラッグストア、調剤薬局を全国展開。都市部や繁華街などでの人流拡大や訪日外国人観光客の増加により、化粧品を中心に売上が好調に推移している。足もとではインフルエンザの流行に加えて花粉症対策でマスクを着用する機会が増えているほか、肌荒れ対策によりスキンケア製品も伸びそうだ。また、中国・武漢のウイルス研究所が「コウモリから新系統のコロナウイルスを発見した」と発表。現段階では人への感染は報告されていないが、万一、人への感染が確認されることがあれば、関連銘柄に対する関心が一気に高まる可能性がある。株価は11月21日安値の2022円で切り返し、13週・52週移動平均線によるゴールデンクロス示現が接近。2023年8月14日につけた上場来高値3193.6円を起点とした調整トレンドの本格転換が期待される。

◆JPホールディングス <2749> [東証P]

2月25日に2025年3月期の連結営業利益を従来予想の47億5100万円から57億円に上方修正した。新規施設の開設・受託、バイリンガル保育園などの拡充により児童数が増加。また、補助金の最大化に向けた対応や、少子化対策として実施された4・5歳児の対人数の変更に関して、既に保育士の配置人数を増員していたため、収益へのインパクトが大きかった。株価は昨年9月20日につけた772円をピークに調整していたが、上方修正を評価したリバウンドにより上値抵抗の13週線を捉えてきた。同線突破からの一段高に期待したい。

◆ヒューリック <3003> [東証P]

東京23区を中心に約250件(販売用不動産除く)の賃貸物件を活用した不動産賃貸を中核事業とし、都心駅付近の好立地にあるオフィスビルや賃貸マンションを数多く保有する。また、イトーヨーカ堂の店舗改装で複数の実績を持つ。米投資ファンドのKKRが同社と組み、イトーヨーカ堂やヨークベニマルなどを束ねるヨーク・ホールディングスの取得を目指している。株価は昨年1月31日につけた1648円をピークに調整トレンドを形成しているが、足もとのリバウンドで13週線を突破。26週線を射程に捉えてきており、トレンド転換を意識したスタンスになろう。

◆プロシップ <3763> [東証P]

会計パッケージシステムの開発・販売が主力。固定資産・リース資産の管理などに強みを持つ。総合固定資産管理ソリューション「ProPlus」はこれまで5300社の企業グループが導入している。足もとでは既存顧客に対するバージョンアップ対応、成長戦略と位置づけるインフラ業界向け大型案件を推進している。株価は緩やかな上昇トレンドを継続。直近では26週線にサポートされる形でリバウンドをみせ、13週線を上回ってきた。

◆カプコン<9697> [東証P]

2月28日に新作ソフト「モンスターハンターワイルズ」を発売した。同シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲーム。2004年の第1作の発売以来、ネットワークを介して「他のプレイヤーと協力して強大なモンスターに挑む」というプレイジャンルを確立し、シリーズ累計販売本数は1億800万本を突破している(2024年12月31日時点)。旗艦タイトルの発売により、株式市場では成長期待が高まろう。株価は2月21日に上場来高値となる4100円まで買われたが、その後は利益確定の動きが強まっている。ただし、支持線として意識される13週線近辺まで一気に下げてきたことで、押し目狙いのタイミングになりそうだ。

(2025年2月28日 記)

株探ニュース

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