ZOZOが一時S高、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
ZOZO<3092>が急反発し一時ストップ高の3435円に買われている。1月29日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1437億円から1450億円(前期比15.5%増)へ、営業利益を395億円から415億円(同48.8%増)へ、純利益を276億円から285億円(同51.6%増)へ上方修正し、あわせて22円を予定していた期末配当予想を23円へ引き上げたことが好感されている。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う消費者のデジタルシフトによる新規獲得会員の増加に加えて、商品供給元であるブランド各社の販促積極化による影響が、外出自粛に伴うファッション・アパレル商材の需要低下の影響を上回ったことが要因としている。また、プロモーション関連費用の減少やPB関連などスポット費用の減少なども寄与した。
なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高1084億8000万円(前年同期比18.1%増)、営業利益337億8500万円(同74.3%増)、純利益237億2500万円(同94.9%増)だった。
株探ニュース