トレファクが急落、上期は営業赤字に転落
トレジャー・ファクトリー<3093>が急落している。13日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高83億7700万円(前年同期比7.6%減)、営業損益2億6300万円の赤字(前年同期3億7900万円の黒字)、最終損益2億6600万円の赤字(同2億8800万円の黒字)と営業損益段階から赤字に転落したことが嫌気されている。
3月から5月にかけての外出自粛局面で、臨時休業や営業時間短縮による来客数の減少や、ファッション需要の弱まりなどの影響が大きかった。また、新型コロナウイルスの影響の中でも雇用継続のため人件費を維持したほか、前期出店店舗の費用増加なども損益悪化につながった。
同時に、従来未定としていた21年2月期通期業績予想を発表しており、売上高183億800万円(前期比4.3%減)、営業利益1億1100万円(同88.2%減)、最終利益500万円(同99.0%減)を見込むとしている。
株探ニュース