オーミケンシ急反騰、第1四半期が黒字転換し通期計画上回る
オーミケンシ<3111>が急反騰している。8日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、営業利益3900万円(前年同期比12.1%増)、最終利益1億8000万円(前年同期2億1000万円の赤字)となり、最終利益が通期計画を上回ったことが好感されている。
主力の繊維部門が苦戦し、売上高は8億5700万円(前年同期比18.2%減)と減収となったものの、不動産部門が増収増益となった。また、為替差益を計上したことも寄与した。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高40億円(前期比0.5%増)、営業利益2億5000万円(同42.6%増)、最終損益4億円の赤字(前期3億7500万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース