ラクトJが大幅反発、上期業績予想を上方修正
ラクト・ジャパン<3139>が大幅高で3日ぶりに反発し年初来高値を更新している。前週末12日の取引終了後、第2四半期累計(23年12月~24年5月)連結業績予想について、売上高を770億円から800億円(前年同期比0.6%減)へ、経常利益を16億円から18億円(同33.8%増)へ上方修正したことが好感されている。
国内事業における輸入乳製品原料、食肉関連商品の販売及びアジア事業におけるチーズの販売が順調に進んだことに加えて、チーズ製造販売で原料チーズ価格低下と販売価格の改定効果により利益率が改善したことなどが寄与した。24年11月期通期業績予想は、売上高1600億円(前期比1.1%増)、経常利益34億円(同19.4%増)の従来見通しを据え置いている。
なお、同時に発表した第1四半期(23年12月~24年2月)決算は、売上高397億2000万円(前年同期比2.5%増)、経常利益11億1600万円(同50.1%増)だった。
最終更新日:2024年04月15日 11時40分
株探ニュース