グリムスが5日ぶり反発、第3四半期営業利益41%増で通期計画を上回る
グリムス<3150>が大幅高で5日ぶりに反発している。1月29日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年4~12月)連結決算が、売上高128億4500万円(前年同期比9.4%増)、営業利益23億1500万円(同41.2%増)、純利益16億700万円(同41.0%増)と大幅増益となり、通期計画の営業利益を上回って着地したことが好感されている。
催事販売を活用して住宅用太陽光発電システムや蓄電池を販売するスマートハウスプロジェクト事業の受注は減少したものの、事業者向けに電力基本料金削減コンサルティングや各種省エネ商材を販売するエネルギーコストソリューション事業や、電力の小売を行う小売電気事業の受注は順調に推移した。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高168億5300万円(前期比8.8%増)、営業利益23億円(同9.2%増)、純利益15億4600万円(同4.3%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース