APHDがS高カイ気配、オイシックスと資本・業務提携
エー・ピーホールディングス<3175>がストップ高の506円水準でカイ気配となっている。10日の取引終了後、オイシックス・ラ・大地<3182>と資本・業務提携を行うと発表しており、これが好感されている。
APHDは新型コロナウイルスの感染拡大の影響から業績が悪化し債務超過に陥っているが、オイシックスの支援により業績改善を図るほか、オイシックスの販路・製造工場を活用した収益性向上を図るという。払込期日を2月26日とする第三者割当増資により290万4100株を実施し、APHDの米山久社長に234万2000株、オイシックスに56万2100株を割り当てる。第三者割当増資後のオイシックスの持ち株割合は5.56%となる。
同時に、りそな銀行や日本政策投資銀行が出資する投資ファンドなどに優先株も発行する。なお、調達資金約24億3000万円は、借入金の返済や店舗設備投資、運転資金などに当てる方針だ。
株探ニュース